盆栽初心者は誰のアドバイスを聞けばよいのか

前回の「盆栽やろうぜ!」に続き、これも過去にGreenSnapに掲載した記事を、今の視点でリプレイスしたものになります。
主にGeminiが(^^;)

【みんなの言うことがバラバラ?】

盆栽を始めてすぐの頃は、いろんな人がアドバイスをくれます。
自分のような若手(といっても盆栽界では40代、50代でも若手扱いですがw)だと、みなさん親切に声をかけてくれるんですよ。

盆栽園の店主、ベテランの常連さん、SNSのフォロワーさん。
本当にありがたいことなんですが、ここで初心者ならではの悩みに直面します。

「みんな、言ってること微妙に違くない…?」

これ、盆栽界では「超」がつくほどのあるあるです。

例えば、植え替えの時期

一つの樹に対して、Aさん、Bさん、Cさんがこんなことを言ったりします。

Aさん「この樹なら2月でもいけるよ!」

Bさん「いやいや、3月が一番安全だね」

Cさん「真夏以外なら、いつやったって大丈夫だよ」

これを聞いた初心者はパニック。
「えっ、結局どれが正解なの?」と。
入門書を調べると、だいたいBさんの「3月」が適期として載っています。
じゃあ、AさんとCさんは適当なことを言っているのかというと、実はそうでもないんです。

Aさんの場合は、「しっかり保護できる環境があるなら、早めに動かしても問題ない」という意味。
Cさんの場合は、「根の切り方を調整して、その後の管理を徹底すれば枯れない」という、高度な経験則に基づいています。

つまり、みんな「自分の環境と技術なら正解」という話をしているんです。

環境と観察眼の差

12年やってみて分かりましたが、アドバイスが食い違う最大の理由は「環境」です。

日当たりの良い盆栽園の棚場と、陽が限られるマンションのベランダ。
これ、同じ管理をしたらベランダの樹はまず枯れます。
地域差も大きいですね。
冬に雪が積もる場所と、冬でも暖かい場所では、水のやり方も植え替えのタイミングも変わって当然。

あと、一番の違いは「樹の状態を見る力」かなと思います。
ベテランは、樹の芽の動きや色の変化を無意識に察知して、微調整をしています。
盆栽歴1年の人と、歴数十年の大先輩では、見えている情報量がそもそも違うと思います。

【結局、どうすればいい?】

「じゃあ、結局誰の言うことを聞けばいいんだ!」ってなりますよね。
結論から言うと、「全部正解だけど、自分に合うかどうかは別問題」です。

なので、アドバイスはあくまで「参考」にするのが一番かな。
言われた通りにやってみて、もしうまくいかなかったら、そこから自分の環境に合わせたやり方を考えればいいんです。

結局、試行錯誤あるのみ。Try and Errorです!
1、2回枯らしたくらいで、その理由が完璧に分かることなんてまずありません。
自分も12年やって、数え切れないほど樹を枯らしてきました。
でも、失敗して、自分で考えて、ようやくうまくいった時の達成感は格別です。
その盆栽に対する愛着も、より一層深まりますから(^^)

これだけ書くと「アドバイスなんて聞かなくていい」みたいに聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。
素直に聞いてうまくいくこともたくさんあるので、どうか人間不信にはならないでください(^^;)
親切に教えてくださる先輩方には、今でも本当に感謝しています。

自分で考えて、試してみるからこそ、盆栽はおもしろい。
さぁ、みんなで盆栽やろうぜ!
良い盆栽ライフを!

今回の話、実は自分が通っている盆栽教室の先生の受け売りも入っているんですけどね(^^;)


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盆栽やろうぜ!

盆栽を始めてから、気づけば12年という月日が流れました。
今回は、盆栽3年目の頃に自分がGreenSnapに書いた記事を、今の視点で書き直してみようと思います。
※ ほとんどGeminiまかせだけど(^^;)

当時は3年目のひよっこでしたが、今は……盆栽界隈だと、ようやく中堅といったところですかね(^^;)
相変わらず適当なところもありますが、12年続けてみた今の本音を語ってみます。

【盆栽とは】

盆栽の定義って、今でも難しいなと感じます。
ただ、12年やってみて、自分の中での定義は当時同様シンプルです。

「盆(鉢)」と「栽(樹)」が調和していること。

盆栽という文字通り、鉢と樹がセットになって一つの世界。
素焼きの「駄温鉢」に入っているうちは、あくまで「盆栽素材」という感覚ですね。
樹に合った化粧鉢と合わせることで、ようやく「盆栽」になると思っています。

自然の樹を凝縮したような姿。

「そんな樹、自然に生えてないやろ」という形の盆栽も世の中には多いと思いますがw
でも、比率として「大樹のミニチュア」に見えるものは、やはり美しいと感じます。
写真で見たときに、パッと見で大きさが分からないくらいの風格。

基本は、この2点かな。
あまり難しく定義しすぎないのが、長く続けるコツかもしれません(^^)

【盆栽をはじめる前に】

12年前の自分も書いていましたが、これだけは知っておくべきというポイント。

まずは「置く場所」
大前提として、盆栽は屋外管理。
自分もずっとベランダで育てていますが、日当たりと風通しが命です。
12年やって確信したのは、日当たりが悪いと樹は絶対に元気にならないということ。
インテリアとして室内に置くのは、正直おすすめしません。
飾るにしても、マメに外に出してやらないと、あっという間に弱ってしまいます。

次に「水遣り」
これが一番のハードルであり、12年経っても難しいと感じます。
冬以外は基本毎日。
鉢が小さいから、水をやり忘れると簡単にお亡くなりになります。
特に夏場は今でも過酷。
朝たっぷりやっても、会社から帰ってきた頃にはカラカラで、葉っぱがシナシナになっていることも日常茶飯事。
水遣りをすぐに忘れてしまいそうな人には、正直向いていない趣味だと思います(^^;)

  • 屋外で、ある程度の日当たりを確保できる。
  • 毎日の水遣りを継続する自信がある。

この2点は、盆栽をはじめる前の必須条件と言えるでしょうね。

【最初の盆栽】

最初は、直感で「これいいな」と思ったものを選ぶのが一番。
根張りとかコケ順とか、細かいセオリーは後から覚えればいいんじゃないかなぁと。
自分も最初は何も分からないまま、直感だけで「清姫もみじ」を買いました。
その後、残念ながらその樹はお亡くなりになってしまいましたが……あの頃のフラットな直感は、今でも大事だったなと思ったりします(^^)

あとは予算の問題。
自分は今でも予算を決めて買っています。
はじめた頃は3千円以内。
枯らさない自信がついてきたら、少しずつステップアップしていくのが良いのかなと思います。

買う場所は、やはり自宅から通える距離にある「盆栽園」がベスト。
プロと仲良くなると、作り方や展示会の情報なんかも教えてもらえるので。
近くになければ、ホームセンターや展示会の売店、あとはネットで探すのも手ですね。

ちなみに自分が最初に買ったのは、おしゃれな植物屋さんでした。
きっかけなんてなんでもいいんです。
B’zも言ってるじゃないですか。
「きっかけは錯覚でもいいから」って(^_^;)

あっ、あと買わないで友人から挿し木を貰うという手もありますね。
これが一番お金かからないけど、そんな都合の良い友達はなかなかいないですよね(^^;)

【必要な道具】

盆栽を手に入れたら、最低限これだけは揃えたいというもの。

ジョーロ(散水ノズル)

なるべく細かく水が出るもの。
水圧が強いと、鉢の土が掘り起こされてしまいます。

ハサミ

最初は100円ショップのでもいいですが、できれば早いうちに盆栽専用のものを1丁持っておくのが吉。
切り口の潰れ方が全然違います。

針金(アルミ線)とニッパー

自分の思い描く形に枝を動かすには必須。
針金があった方が「盆栽やってる感」が出て、テンションも上がるでしょ!

道具に関しては、最初はそこまでお金をかけなくても十分楽しめます。

【あとははじめるだけ】

どうですか?
盆栽、案外サクッとはじめられそうでしょ。
あまり小難しく考えず、自分のペースで向き合えば、これほど奥が深い趣味もありません。

さぁ、ちょっとのお金と好奇心と勇気を握りしめて、盆栽をめぐる冒険を楽しみましょう!

みんなで盆栽やろうぜ!


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この前、ハカマを取ったせいなのか、枝はほとんど伸びてないですね。

なんだか、見た目が椰子の実みたいになってました。

ある程度、葉を透かしてから、差し枝に軽く針金をかけておきました。

これで少しはモミジに見えるようになった気がする(^^;)